利他主義者ほど変化に強いのです。平時の“無駄”が培った人脈や関係が対応策の選択肢を広げてくれるからです。日頃の無駄がノリシロとなり、環境の変化に対するしなやかさに繋がるのです。言わば、心理学的に証明された「損して得取れ」の科学です。
他方、損得勘定1本で来た利己主義者のほうは、変化に対して脆弱です。短期的には効率よく成果をあげますが、短期局所的な最適解ばかりを求めて無駄をカットしすぎた人間関係や会社は、条件がちょっと変わっただけで暗転します。
結局、仕事の結果とは「能力×人間性」。自分の器を磨くためにも、人間関係の本質である利他主義への挑戦を継続しなければならない。人が持つ本能でもある利己主義との闘いを乗り越えていきましょう^^